「ガリットチュウ福島」と聞けば、まずモノマネ芸人としての顔を思い浮かべる人が多いだろう。しかし福島善成は今、ブラジリアン柔術の競技者としても本気で世界と戦う存在である。2026年10月17日、ONE SAMURAI 4の舞台で、黒帯の強豪・竹浦正起と対戦することが決まった。
49歳、茶帯、そして柔術歴は約5年。それでも世界大会優勝、国内公式戦無敗という実績を残してきた福島にとって、これは単なる話題先行の異種挑戦ではない。格上のノーギ王者に挑む一戦は、芸人という肩書を超えた“競技者・福島善成”の真価を問う試合となる。
福島善成は2026年時点で柔術茶帯。2023年のワールドマスター柔術選手権を制し、通算23勝1敗、国内公式戦では無敗という実績を持つ。ONE SAMURAI 4では、黒帯かつ全日本ノーギ王者の竹浦正起と対戦。技術面では竹浦優位が明白だが、福島の怪力、柔道仕込みの組み、勝負強さが番狂わせを起こす可能性を秘めている。
【速報】ガリットチュウ福島がONE Championship(ONE SAMURAI 4)に電撃参戦!
ガリットチュウ福島こと福島善成が、世界的格闘技団体ONE Championshipの「ONE SAMURAI 4」に出場する。モノマネ芸人として長年第一線を走りながら、柔術でも世界タイトルを獲得した男が、ついに大舞台のグラップリングマッチへ踏み出す。
対戦相手は、朝倉未来・朝倉海らを支える柔術コーチであり、黒帯の実力者でもある竹浦正起だ。茶帯の福島にとって、これは実績も年齢も関係なく、純粋な競技力を問われる格上挑戦となる。
10月17日「ONE SAMURAI 4」で竹浦正起と対戦決定
福島と竹浦の一戦は、2026年10月17日に東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 4」のオープニングマッチとして組まれた。契約はONEライト級サブミッショングラップリングマッチ。ライト級は77.1kg以下で行われ、打撃を用いず、関節技や絞め技による一本決着を主軸とする競技である。
試合は10分1ラウンド制で、短い時間の中で相手を仕留める判断力と攻撃性が問われる。道着を着ないノーギ形式であるため、襟や袖をつかってコントロールする柔術とは異なり、レスリング技術、スピード、体幹の強さがより色濃く勝敗に反映される。
福島は「私、柔術だと茶帯なんで。竹浦さん黒帯じゃないですか。格上への挑戦になる。来年50歳、体が動くのを証明する」と意気込む。49歳で世界最高峰の格闘技イベントに立つ事実そのものが、長く競技を続ける選手たちへの強烈なメッセージでもある。
◤🥋 福島善成 🆚 竹浦正起 🥋◢
ワールドマスター柔術選手権
青帯世界王者・福島 善成と
日本トップクラスのブラジリアン柔術家
竹浦 正起が #ONEサムライ4 で対戦🤯📅 2026年10月17日[土]
📍 有明アリーナ
🎟️ チケットぴあ 好評発売中👉 https://t.co/0XEAGQYiY4
📺 U-NEXTで完全独占生配信👉 https://t.co/3HwJ2JaOyy#ONESAMURAI4
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) October 7, 2026
ガリットチュウ福島の柔術の実力・帯は?「世界一」に輝いた凄すぎる経歴
福島の柔術キャリアを「芸人の趣味」と片付けることはできない。2020年末に競技を始め、わずか数年で国際大会を制覇し、2026年時点で茶帯に到達している。その成長曲線は、競技者として見ても異例の速さだ。
柔道で築いた土台、30kg以上の減量で研ぎ澄ました肉体、そして試合に向き合う執念が、福島を世界レベルへ押し上げた。まずは客観的なプロフィールと戦績を整理する。
| 項目 | 詳細・ファクト |
|---|---|
| 格闘技歴 | 柔道6年(中学〜高校)→ ブラジリアン柔術は2020年末頃から |
| 現在の帯 | 茶帯(2026年時点) |
| 所属道場 | トライフォース柔術アカデミー |
| 主な実績 | 2022年全日本マスター柔術選手権優勝、2023年ワールドマスター柔術選手権優勝、2025年ヨーロッパ柔術選手権優勝 |
| 通算戦績 | 23勝1敗(2025年時点) |
| 肉体改造 | 最大108kgから約33kg減量し、75〜77kg前後へ |
世界大会(ワールドマスター柔術選手権)で優勝した実力
福島の実力を最も端的に示すのが、2023年9月のワールドマスター柔術選手権優勝である。ワールドマスターは、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)が主催する世界規模の大会であり、年齢別カテゴリーとはいえ、各国の実力者が集まる厳しい舞台だ。
福島はマスター4・青帯ライト級で頂点に立ち、「世界一の柔術芸人」という肩書を実力でつかんだ。前年の2022年には同大会で3位となり、悔しさを味わった。その海外大会での1敗を糧に、翌年に世界タイトルを奪取した過程にこそ、競技者としての説得力がある。
さらに、2025年1月にはIBJJFヨーロッパ柔術選手権のマスター4・紫帯ライト級でも優勝している。青帯で世界を制し、紫帯でも欧州の大舞台を勝ち抜いた事実は、帯の昇格によって相手の水準が上がっても結果を残せることを示すものだ。
現在の帯は「茶帯」!怪力フィジカルが生む圧倒的な強さ
福島は2026年時点で茶帯に位置する。柔術の帯は白帯、青帯、紫帯、茶帯、黒帯の順に昇格し、茶帯は黒帯の一つ手前だ。競技開始から約5年で茶帯に到達した点からも、日常的な練習量と結果の積み重ねがうかがえる。
強さの根底には、中学から高校まで6年間続けた柔道がある。柔道二段の福島は、組み手の圧力、体の密着局面でのバランス、相手を崩す感覚を持つ。柔術に転向後も、その経験はテイクダウンや上位ポジションの維持に生きている。
加えて、福島の規格外のフィジカルは見逃せない。りんごを握りつぶす、フライパンを曲げるといった怪力エピソードで知られ、最大108kgから70kg台まで体を絞り込んだ。もっとも、ノーギでは力任せの攻防だけでは通用しない。パワーを技術につなげられるかが、黒帯・竹浦攻略の鍵となる。
この投稿をInstagramで見る
対戦相手・竹浦正起(たけうら まさき)とは?朝倉未来の柔術コーチを務める超強豪
福島の前に立つ竹浦正起は、芸能人との話題性によって選ばれた相手ではない。ノーギ柔術で全国タイトルを獲得し、黒帯カテゴリーでも結果を残してきた本格派のグラップラーである。
しかも竹浦の主戦場は、今回と同じ道着なしのグラップリングだ。福島にとっては年齢、帯、競技適性を含め、明確な格上との対戦になる。それだけに、このカードは福島の実力を測る上で非常に価値が高い。
黒帯トップグラップラー竹浦正起のプロフィール・実績
竹浦正起は1995年2月19日生まれの31歳。大成高校、中京大学を経て柔術の道に進み、25歳で黒帯を取得した。黒帯は柔術における最高位の帯であり、技術体系への深い理解と長期的な競技経験が求められる。
主な実績には、2022年のJBJJF全日本ノーギ柔術選手権・黒帯フェザー級優勝、2023年の全日本ノーギ柔術オープン優勝がある。ノーギとは道着を使わない組み技競技であり、相手の服をつかめないため、距離の詰め方や足への攻撃、スクランブルの処理能力が重要になる。
また、2021年のJBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権では、黒帯ライトフェザー級で3位に入った。道着あり・なしの両方で実績を持ち、とりわけノーギで結果を出している点は、ONEのサブミッショングラップリングルールとの親和性を示している。
JTT(JAPAN TOP TEAM)で朝倉未来・朝倉海の寝技を支えるキーマン
竹浦はBJJ LABに所属しながら、JAPAN TOP TEAM(JTT)でも指導に携わる。JTTは総合格闘家・朝倉未来らが練習拠点とするチームであり、竹浦は柔術・寝技のコーチとして重要な役割を担ってきた。
朝倉未来が柔術へ本格的に取り組む過程でも指導を担当し、2025年5月の「RIZIN男祭り」で朝倉が鈴木千裕に勝利した試合ではセコンドも務めた。選手として戦うだけでなく、トップMMAファイターの寝技を設計する“参謀”として評価されている人物だ。
今回の試合に向けて竹浦は「対戦相手の印象は特になし。一方的に僕が攻めて勝つ」とコメントしている。これは相手を軽んじた言葉というより、黒帯トップ選手として自分の領域で主導権を譲らないという宣言だ。福島には、その主導権をひっくり返す攻防が求められる。
この投稿をInstagramで見る
茶帯・福島 vs 黒帯・竹浦!勝敗の行方と見どころ
勝敗予想だけをするなら、ノーギ全日本王者である黒帯の竹浦が優勢となる。道着を使わない10分間のサブミッショングラップリングは、竹浦が長年磨いてきた専門領域だからだ。
ただし、福島は単なる挑戦者ではない。国際大会を制した経験、柔道由来の組みの強さ、そして試合で結果を残し続けてきた勝負勘を持つ。格差があるからこそ、この一戦にはスポーツとしての緊張感が生まれる。
格上の黒帯に挑む「ジャイアントキリング」なるか
最大の構図は、49歳の茶帯・福島が、31歳の黒帯・竹浦に挑む18歳差の対決である。柔術において帯の差は、単なる序列ではない。黒帯はポジションの攻防、関節技の連携、危険な局面での防御を長期にわたり習得してきた証明である。
さらに今回はノーギルールであり、竹浦の全日本ノーギ王者という実績がそのまま強みになる。道着柔術では襟や袖を使って相手の動きを制御できるが、ノーギでは汗で滑る身体を押さえ、瞬間的な攻防を制する必要がある。スピードとレスリングの精度では、竹浦が優位に立つ公算が大きい。
一方、福島に勝機があるとすれば、序盤の圧力と局面の限定だ。柔道仕込みの組みで相手の姿勢を崩し、トップポジションを取れれば、怪力を生かして相手に防御を強いる展開を作れる。一本を奪うのか、耐え抜くのかではない。10分間、竹浦に“いつも通りの攻め”をさせないことがジャイアントキリングへの第一条件となる。
【ONE SAMURAI 4】試合の日程・会場・視聴方法(U-NEXT配信)
ONE SAMURAI 4は、有明アリーナを舞台に開催されるONE Championshipの注目大会である。福島vs竹浦はオープニングマッチに組まれており、開始から見逃せないカードとなった。
現地観戦が難しい場合でも、U-NEXTで独占ライブ配信が予定されている。配信開始時刻や見逃し配信の期限をあらかじめ把握し、福島の歴史的挑戦をリアルタイムで追いたい。
大会概要と日程・開催地
ONE SAMURAI 4は、2026年10月17日(土)に東京都江東区の有明アリーナで開催される。開場は14時30分、大会開始は16時予定だ。福島と竹浦の一戦はオープニングマッチであり、観戦する際は配信開始直後から視聴するのが確実である。
試合形式は、ONEライト級サブミッショングラップリングマッチ。契約体重は77.1kg以下で、試合時間は10分1ラウンド制となる。グラップリングは打撃を使用せず、絞め技や関節技で相手からタップアウト、つまり降参の意思表示を引き出すことを狙う競技だ。
福島は75〜77kg前後まで肉体を仕上げており、ライト級の契約体重に合わせたコンディション作りにも注目が集まる。49歳の競技者が大舞台へ向けてどのような身体を作り、どのような戦略を携えてくるのか。入場の瞬間から見どころは尽きない。
どこで見れる?U-NEXTでの独占ライブ配信情報
ONE SAMURAI 4は、U-NEXTで独占ライブ配信される予定だ。配信開始は2026年10月17日14時30分。福島vs竹浦は第1試合のため、メインカードだけを目当てに遅れて視聴すると、最大の注目カードを見逃すおそれがある。
視聴にはU-NEXTの月額プランへの登録が必要となるが、提供情報によれば追加のPPV料金は不要で、月額プラン内で全試合を観戦できる。初めて利用する場合は、31日間無料トライアルの対象条件も公式サイトで確認したい。
視聴手順はシンプルである。
U-NEXTの月額プランに登録する
配信当日に「ONE SAMURAI 4」の番組ページを開く
14時30分以降にライブ配信を選択する
見逃し配信は12月5日(土)23時59分まで対応予定とされる。ただし配信条件や期限は変更される可能性があるため、視聴前にU-NEXTとONE Championshipの公式案内を確認することが重要だ。
まとめ:50歳を前に挑戦し続けるガリットチュウ福島の激闘に注目!
ガリットチュウ福島のONE参戦は、話題性だけで終わる企画ではない。柔術歴約5年で茶帯に昇格し、ワールドマスター優勝、通算23勝1敗という実績を積んだ競技者が、自ら格上の黒帯へ挑む真剣勝負である。
- 10月17日、有明アリーナのONE SAMURAI 4に福島善成が出場
- 相手は黒帯かつ全日本ノーギ王者の竹浦正起
- 福島は茶帯ながら世界大会優勝経験を持つ本格派
- 試合はU-NEXTで独占ライブ配信予定
技術とルール適性では竹浦が優位だが、福島には年齢の常識を覆してきた実績と、勝負を変える怪力がある。50歳を目前にした挑戦者が、世界の舞台でどこまで黒帯を追い詰めるのか。その10分間は、芸人の枠を越えた福島善成の生き様を映すことになる。

