最近のBreakingDownオーディション動画、ちゃんと追ってるだろうか。
あの130kg超えの喧嘩自慢をワンパンで沈めたボクサー、黒柳禅。
正直、初見で「やっと本物来たな」とニヤけたのは自分だけじゃないはず。
イキりじゃなくて、技術と覚悟で黙らせるタイプのファイターって、見ていていちばん気持ちいい。
この記事では、その黒柳禅がどんな人生を歩んできて、何を目指してリングに上がろうとしているのかを、かなり人間くさい目線で掘ってみた。
読んでからオーディション動画を見返すと、たぶん何倍かおもしろくなるはずなので、ちょっと時間あけて付き合ってみてほしい。
黒柳禅のwiki的プロフィール
黒柳禅。読み方は「くろやなぎ ぜん」。
名前からしてすでに格闘家っぽいが、中身はもっと濃い。
出身に関しては情報が割れていて、名古屋ルーツ説と栃木ルーツ説がある状態。
高校は栃木の名門・作新学院高等学校でボクシング部に所属していたのは各方面の情報でほぼ固いところ。
その後の大学も東京農業大学説と日本大学説が飛び交っていて、学生時代から「ボクシングのエリートコース」を歩んでいたのは間違いなさそうだが、完全に一本線でまとまった公式プロフィールはまだ出ていない。
年齢は2026年3月時点で27歳。
BreakingDown19の事前ミニオーディションでも「27歳」と本人が口にしているのでここは確定情報。
それでいて、すでに高校3冠+アジアユース銅メダル、さらにアマMMAのタイトルまでついてくるのだから、経歴だけ見たら「キャリア10年超えのベテラン」クラスだ。
階級的にはライト級〜ウェルター級あたり。
映像を見ればわかるが、170cm前後の厚みあるボクサー体型で、試合時のリミットは67〜70kg圏内と考えるのが自然。
特に上半身のボリュームと肩周りの厚さは、いかにも「パンチで人を倒してきた身体」をしている。
いまは名古屋周辺を拠点に、総合格闘技ジム「ALIVE」でMMAを学びつ、自身が関わるキックボクシング&フィットネスジム「PLACE FITNESS GYM」でもトレーナーとして活動。
SNSではトレーニング動画やミット打ちの様子も上げていて、競技者と指導者、二足のわらじをリアルタイムで履いている最中だ。
黒柳禅の経歴
流れだけ追うと「順調なエリートコース」に見えるが、細かく見ていくと意外と泥くさい。
ボクシングとの出会いは中学時代。父親の勧めでグローブをつけたのがスタートと言われていて、そこから一気に才能が開花。
愛知や栃木、いくつかの土地の名前が出てくるのは、強くなるために住む場所ごと変えてきたタイプだからかもしれない。
高校進学で作新学院高等学校へ。
ここで人生のギアが一段階も二段階も上がる。
ボクシング部は全国区の名門。
毎日殴られ、絞られ、殴り返す日々。インタビューでも語っていたが、高1のときに「勝った」と思った試合をひっくり返されて、その悔しさがスイッチになったらしい。
「手を抜けない環境でやるしかない」と、部活の空き時間まで監督をつかまえて練習をお願いしていた話も残っている。こういう泥くささが、あとで“ワンパンKO”とかの派手な結果に変換される。
2016年前後、高校3年のタイミングで「選抜」「インターハイ」「国体」の全国3大会を制覇。
いわゆる“高校3冠”。
さらにASBCアジアユース選手権で銅メダルも獲得していて、完全に「東京五輪候補」に名を連ねるレベルまで行っていた。
大学でもボクシング部に所属し、関東大学リーグや国体成年の部で上位に顔を出す。
全日本ランキングでミドル級7位に入った年もあり、アマチュアとしてはエリート中のエリート。
ただ、そのまオリンピック一直線…とはいかなかった。ここでいったん競技と距離を置く期間がある。
面白いのはそのあと。
コロナ禍で世の中が「安定」「在宅」「副業」みたいな空気に傾いていた2021年前後、黒柳禅は逆に「またリングの中で生きてみるか」とMMAの道へ踏み込んでいく。
地元・名古屋のALIVEに出入りし始め、キック、レスリング、柔術と、ボクサーから総合格闘家への“再教育”をスタート。
その途中で、BreakingDownというバケモノ企画とガッチリ噛み合ってしまうわけだ。
黒柳禅の戦績
まずボクシング。ここが彼の“本籍”みたいなもの。
高校時代だけ切り取っても、全国高校選抜、インターハイ、国体を制して3冠達成。
さらにアジアユース選手権でウェルター級銅メダル。
日本国内だけじゃなく、国際大会の表彰台まで到達している。
アマチュアの目線で言えば「ここからナショナルチーム→オリンピックを狙うべき人材」レベル。
大学でもミドル級でランキング7位に入り、国体成年の部で準優勝クラスの成績を残していると言われている。
要するに「トップにかなり近い位置にいたのに、自分で別ルートを選び直した男」ということになる。
そこからのMMA。2022年以降、アマチュアPANCRASE西日本大会や名古屋ケージファイトなどの大会に出場し、2023年の名古屋ケージファイト08では東海選手権Sクラス ライト級優勝。
ボクシング上がりの打撃屋でここまで総合仕様に仕上げてくるのはなかなか珍しい。
パンチの回転の速さとプレッシャーはそのまに、テイクダウンディフェンスやグラップリングも着実にレベルアップしている印象だ。
そしてBreakingDown。
19のオーディションでいきなりバズったあのシーン。
体重130kgの喧嘩自慢・あっくん相手に、ほぼ一撃とも言えるオーバーハンドの右。
あれを見て「ボクシングをちゃんとやってた人のパンチって、ここまで世界が違うのか」と感じた人も多いはず。
オーディション後、朝倉未来に「ボクシングの子は強かった」とサラッと言われていたが、あれはかなりの褒め言葉だと思う。
「BreakingDownの中で自分が一番打撃ができる」と本人も口にしていて、それが単なるビッグマウスじゃないことを映像で証明してしまった。
2026年3月20日のBreakingDown19では、HIROTOとの対戦カードが決定。
1分間ルールの中で、アマボクシング仕込みのコンビネーションがどう噛み合うのか、個人的にはかなりワクワクしている。
勝っても負けても、あのパンチは一回見たら忘れられない。
黒柳禅の仕事
いまの黒柳禅は「ほぼ格闘家、かなりトレーナー」という二刀流スタイル。
拠点は名古屋。
パーソナルジム「PLACE(プレイス)」や「PLACE FITNESS GYM」でトレーナーとして活動しながら、自分自身もALIVEでMMAのトレーニングを積んでいる。
朝に自分のロードワークとミット、昼から夜にかけてはお客さんのセッション、その合間にレスリングクラスやスパーリングに顔を出す、そんな生活が普通にイメージできる。
面白いのは、彼のプロフィールが「選手」だけで完結していないところ。
高校3冠クラスの元エリートが、一般の人にパンチの打ち方やダイエットのメニューを教えているわけで、これはもう“ボクシングの生きた教科書”みたいなもの。
実際、PLACEのようなジムでは、彼の経歴を知って指名するお客さんも多いだろう。
トレーナーとしての黒柳禅を想像すると、ただ追い込むだけじゃなくて、自分が味わってきた苦しさと楽しさをうまくミックスして伝えるタイプな気がする。
「強さだけじゃなく、人との関わり方や礼儀もボクシングから学んだ」と過去に語っているあたり、指導者としての“人間味”もけっこう濃い。
今後は、プロMMAファイターとしてキャリアを積みながら、自分のジムをもっと大きくしていく未来も見えてくる。
格闘技でメシを食うって、試合だけじゃ全然足りない。
その現実を理解した上で、選手とトレーナーの両方をきっちりやっているあたり、かなりしたたかで賢い生き方を選んでいると感じる。
黒柳禅の年収
もちろん正確な年収はどこにも出ていない。
ただ、仕事の中身と格闘技界の相場をざっくり当てはめると、だいたいのイメージは見えてくる。
まず、パーソナルトレーナーの収入。
一般的なトレーナーで年収350万〜500万円あたりと言われる世界だが、黒柳禅は「ボクシング高校3冠」「BreakingDownでバズり中」という強烈な看板持ち。
指名料や単価設定を少し高くしても不思議じゃない。
人気トレーナーなら、ここだけで500万クラスに届いてもおかしくない。
そこにBreakingDownのファイトマネーとボーナスが乗ってくる。
BDクラスのイベントだと、知名度と盛り上がり次第で1試合数十万〜数百万円のレンジまで跳ね上がる。
オーディションで130kgをワンパンKOして朝倉未来に「今大会の目玉」とまで言われた選手なら、かなり良い条件で呼ばれている可能性が高い。
さらにSNS発信からの広告案件、スポンサー、メディア出演。
ユニフォームやトランクスへのロゴ掲載、YouTube企画への出演料なんかも、これから一気に増えていくフェーズに入っている。
格闘技選手の収入は「見られた分だけ伸びる」世界なので、BreakingDown19でインパクトを残せば、一気に桁が変わることも普通にありえる。
現時点をかなり保守的に見積もるなら、年収400万〜700万円ゾーン。
ここからBDやMMAでガンガン勝ってバズり続ければ、スポンサー込みで1000万円オーバーも射程圏内。
個人的には、彼のキャラと実力なら「リングとジムを行き来しながら、しれっと1000万プレーヤーになっている未来」をけっこうリアルに想像している。
黒柳禅の彼女
ここが一番気になる人も多いかもしれないが、結論から言うと、現時点で「彼女がいる」「結婚している」といった確定情報は出ていない。
SNSをざっと追っても、匂わせっぽい投稿もほぼ見当たらない。
ただ、だからと言ってモテないわけがない。
高校時代から全国レベルのアスリートで、いまは筋肉バキバキのパーソナルトレーナーで、さらにBreakingDownでバズっている。
要素だけ並べたら、モテ要素の塊みたいなスペックだ。
格闘家は、試合前やキャリアの立ち上げ期に「恋愛どころじゃない」モードに入ることが多い。
減量、トレーニング、仕事、SNS…で一日がパンになるので、普通に付き合うのもなかなかハード。
黒柳禅も、おそらくはいまがその「人生の勝負どき」フェーズだろう。
個人的には、彼女や結婚の話よりも、「どんな女性を選ぶのか」が気になっている。
メンタル的に支えてくれるタイプなのか、一緒にフィットネスやるアスリート系なのか、それとも格闘技にはノータッチな一般人なのか。
いずれにせよ、BreakingDownで名前が売れ続ければ、プライベートもそのうちどこかで表に出てくる可能性はある。
いまのところは「格闘技と仕事に全振りしてるストイック期」と見ておくのがいちばんしっくりくる。
黒柳禅の強さと魅力
ここまで経歴や年収の話をしてきたが、結局、多くの人が知りたいのは「黒柳禅って、実際どれくらい強いのか」という一点だと思う。
映像から伝わってくるのは、とにかくパンチの“質”が別物だということ。
130kgの相手を失神させた右ストレート(オーバーハンド気味の軌道)は、ただのフルスイングじゃない。
踏み込みと上半身のひねり、打ち終わりの体勢まできっちりコントロールされていて、「当たった瞬間に相手のスイッチを切るパンチ」になっている。
それに加えて、打ち合いの中での“目”がいい。
相手が大振りで突っ込んできても、慌てずに一歩引いてからカウンターを当てにいける冷静さ。
これは高校3冠レベルのアマチュアで何十戦もこなしていないと身につかない感覚だ。
魅力は、強さだけじゃない。
インタビューやオーディションでの発言を聞いていると、「自分が一番打撃ができる」と言い切る自信と同時に、「ボクシングで人として成長できた」と語る素直さや謙虚さも垣間見える。
いわゆる“イキリ系キャラ”ではなく、「言うことは言う、やることもやる」タイプ。
格闘技ファンに一番好かれやすいキャラクターだと思う。
BreakingDownでのキャラ立ちも、正直まだ序章レベル。
宇佐美正パトリックとの先輩・後輩関係や、暴君つよしとのちょっとした因縁など、人間関係のドラマもこれからいくらでも膨らませられる。
リングの上だけじゃなく、ストーリーの中でも“おいしいポジション”を取れる選手だ。



まとめ
黒柳禅という名前がBreakingDownの画面に初めて出てきたとき、「どこからこんな本物を連れてきたんだ」と思った人も多いはず。
蓋を開けてみれば、高校3冠、アジアユース銅メダル、アマMMA王者、そして130kgをワンパンKOという、漫画みたいな履歴書を持った27歳だった。
名門で鍛えられたボクシングの基礎に、MMAの技術とフィジカルを上乗せしながら、いまは名古屋でトレーナーとファイターを両立中。
年収もこれから一気に伸びていくだろうし、BreakingDown19がそのターニングポイントになる可能性も高い。
個人的には、「このタイミングで黒柳禅に気づけた人は、ちょっと得してる」と思っている。
名前が完全にメジャーになってから追うのも楽しいが、“まだ成り上がりの途中”をリアタイで見守るほうが、格闘技の醍醐味だったりするからだ。
もしまだオーディション動画をちゃんと見ていないなら、この記事を読み終わった流れで、あの130kgをワンパンしたシーンだけでもチェックしてみてほしい。
一発で「黒柳禅って誰?」から「黒柳禅、次の試合いつだ」に頭が切り替わるはずだ。
