2026年9月19日のBreakingDown21で、ジェリオ・サン・ピエールは北海道喧嘩自慢の藤井啓輔と対戦。壮絶な打ち合いは延長にもつれ込み、判定1-4で敗れた。BreakingDown20でモギ.5に判定5-0で勝利した勢いは止まったが、血まみれになりながら前へ出続けた戦いぶりは強烈な印象を残した。
施設育ちから地下格闘技を経て、25歳ごろに本格的に格闘技を始めた異色のファイターだ。本記事では、ジェリオ・サン・ピエールの本名、年齢、身長、経歴、戦績、ファイトスタイルを整理する。
ジェリオ・サン・ピエールのwiki的プロフィール
ジェリオ・サン・ピエールの本名は、リングネームと同じ「Jerio San Pierre」とされる。外国人を思わせる名前と風貌だが、生まれも育ちも愛知県名古屋市で、純日本人と紹介されることが多い。
身長は公表されていないものの、174cm前後とされる。BreakingDownではミドル級を主戦場とし、75kg契約やウェルター級での試合にも出場している。所属は「FREE」とされ、特定の大手ジムに所属せず活動している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ジェリオ・サン・ピエール |
| 本名 | Jerio San Pierreとされる |
| 生年月日 | 公表されていない |
| 年齢 | 20代後半〜30歳手前とされる |
| 出身地 | 愛知県名古屋市とされる |
| 身長 | 174cm前後とされる |
| 階級 | ミドル級、ウェルター級など |
| 所属 | FREEとされる |
| バックボーン | キックボクシング、地下格闘技 |
| ニックネーム | 怪物、戦慄のKOマシン |
生年月日や正確な年齢、身長については、2026年時点で公式な詳細が公表されていない情報もある。
ジェリオ・サン・ピエールの経歴
ジェリオは幼少期から児童養護施設で育った経歴を持つとされる。中学3年生のころに施設を退所し、その後は自分の力で生活を切り開いてきたという。華やかな格闘技エリートとは異なる環境から、現在の舞台にたどり着いた。
格闘技を始めたのは25歳ごろとされる。テレビでK-1を見たことをきっかけに本格的な練習を始めたが、当初は格闘技の専門用語も分からない状態だったという。
その後、名古屋の地下格闘技イベント「Rumble」に参戦し、実戦経験を積んだ。元K-1世界王者の大和哲也から指導を受けたことも、打撃技術を伸ばす大きな転機になったとされる。
施設での生活、格闘技開始の遅さ、地下格闘技からの台頭という経歴は、ジェリオの強烈なキャラクターを形作る要素になっている。
ジェリオ・サン・ピエールの戦績
ジェリオ・サン・ピエールは、名古屋発の地下格闘技イベント「Rumble」とBreakingDownで実戦経験を積み上げてきた。Rumbleでの確認できる戦績は2戦2勝とされる。
BreakingDown本戦では、BD17からBD20まで4勝1敗を記録。BD21では藤井啓輔との延長戦を落とし、通算成績は6戦4勝2敗となった。大会やルールごとに戦績を分けて確認すると、キャリアの流れを正確に把握しやすい。
Rumbleでの戦績
2025年春、Rumble Vol.4でTSUYOSHIと対戦し、77.0kg契約のRUMBLE CHALLENGE RULEで判定勝ちを収めた。確認できる範囲では、これがジェリオの初戦とされる。
続くRumble Vol.5では、Rumble選抜と東北選抜の対抗戦に出場。75kg契約で加藤健人と対戦し、勝利を挙げた。
BreakingDownでの戦績
| 大会 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| BreakingDown17 | 謙次郎 | 1R KO勝利 ○ |
| BreakingDown17.5 | ソルジャー沖田 | 延長KO勝利 ○ |
| BreakingDown18 | サップ西成 | 14秒レフェリーストップ勝利 ○ |
| BreakingDown19 | 寿希也 | 1R KO負け ● |
| BreakingDown20 | モギ.5 | 判定5-0勝利 ○ |
| BreakingDown21 | 藤井啓輔 | 延長判定1-4負け ● |
BreakingDown17では謙次郎を1R KOで下し、本戦デビューを白星で飾った。続くソルジャー沖田戦、サップ西成戦も制し、短時間で相手を追い込む破壊力を示している。
一方、寿希也戦では初黒星を喫した。モギ.5戦で再起した後、BD21の藤井戦では激闘の末に敗戦。本戦戦績は6戦4勝2敗となった。
BreakingDown20でモギ.5に判定勝ち
2026年6月14日のBreakingDown20では、モギ.5と対戦した。当初は韓国の総合格闘技団体BLACK COMBATとの対抗戦に出場する予定だったが、対抗戦が大会直前に中止となり、急きょモギ.5との対戦が組まれた。
試合では、ジェリオが開始から強烈なパンチを繰り出し、モギ.5をロープ際へ追い込んだ。途中にはダウンを奪う場面もあり、1分間を通して攻撃の主導権を握った。
モギ.5は何度も強打を受けながらも立ち続け、最後まで戦う姿勢を崩さなかった。しかし、判定はオーディエンスを含む5人全員がジェリオを支持し、5-0の判定勝ちとなった。
この勝利によって、ジェリオはBreakingDown19の敗戦から再起。KO勝ちではなかったものの、試合を支配する攻撃力を改めて示した。
BreakingDown21で藤井啓輔と延長激闘
2026年9月19日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われたBreakingDown21で、ジェリオは藤井啓輔とウエルター級キックルールで対戦した。試合前には実績差に言及していたが、藤井は地元の声援を受けて序盤から回転の速い連打を繰り出した。
ジェリオも強烈な右フックで応戦し、終盤は互いにノーガードで打ち合う消耗戦となった。本戦判定はドロー。延長戦でも両者は打撃を交換し続けたが、判定1-4で藤井が勝利した。
試合後は互いの健闘をたたえ、抱擁と握手を交わした。ジェリオにとっては、モギ.5戦の勝利に続く連勝とはならなかった。
ジェリオ・サン・ピエールのファイトスタイル
ジェリオの最大の武器は、強靭なフィジカルを土台にしたパンチの破壊力だ。ただ前進するだけではなく、ステップと距離管理で相手の攻撃を外し、打ち終わり――相手が攻撃を出し終えた直後の隙――へ強打を返す。
BreakingDown18のサップ西成戦では、開始14秒でレフェリーストップ勝ちを収めた。レフェリーストップとは、ダメージなどから戦闘継続が困難とレフェリーが判断し、試合を止める決着を指す。
BD21の藤井戦では、流血しながらも右フックを軸に応戦し、延長まで打ち合った。倒し切る爆発力に加え、激戦で引かない精神力もジェリオの持ち味だ。
その他、気になる選手がいたら、以下のページから五十音&階級から一発検索できる。
ジェリオ・サン・ピエールの仕事と収入
2026年時点で、ジェリオの主な活動は格闘家としての試合出場だ。BreakingDownやRumbleへの出場に加え、スポンサー募集やSNSでの発信、オリジナルグッズの展開にも取り組んでいるとされる。
JSPのロゴを使ったパーカーなども確認されており、個人ブランドを育てる動きがあるとみられる。ただし、ファイトマネーやスポンサー収入、年収などの具体的な金額は公表されていない。
ジムの開設や正式なアパレルブランドの立ち上げについても、2026年時点で確定的な公式発表は確認されていない。現状では、格闘家としての知名度を高めながら、将来の活動を広げている段階と考えられる。
ジェリオ・サン・ピエールと名古屋カルチャー
ジェリオを語るうえで、名古屋とのつながりは欠かせない。名古屋の地下格闘技イベントRumbleで経験を積み、BreakingDownでは名古屋代表の選手として注目を集めた。
BreakingDown17では、名古屋対千葉の地域対抗戦に出場。名古屋チームの一員として勝利を挙げ、地方発のファイターが全国に知られるきっかけをつくった。
Rumbleで培った実戦感覚と、名古屋らしい泥臭さ。そこに大和哲也から学んだとされる打撃技術が加わり、ジェリオ独自のスタイルが形成されている。
まとめ
ジェリオ・サン・ピエールは、25歳ごろから格闘技を始め、地下格闘技を経てBreakingDownで存在感を高めたファイターだ。施設育ちという背景と、遅いスタートを覆してきた歩みも、そのキャラクターを際立たせている。
BreakingDownでは、寿希也戦のKO負けからモギ.5戦で再起。BD21では藤井啓輔に延長判定1-4で敗れたものの、最後まで打ち合いを貫いた。本戦成績は6戦4勝2敗、Rumbleでは2戦2勝とされる。
年齢や身長などには公表されていない情報もある。一方で、KOにつながる攻撃力と、激しい展開でも前へ出る姿勢は明白だ。
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